アドルフの画集を観ました。あの独裁者ヒトラーが誕生するまでの架空の物語ですが、面白いことに先日観たスターウォーズエピソード3に似ている部分がありました。
第一次世界大戦で大敗したドイツ。戦争で家も家族もフィアンセも失ってしまったアドルフ・ヒトラーと、画家であったが同じく戦争で右腕を失い、画商となったユダヤ人のマックス・ロスマンとの芸術を通じた友情。しかしそれがあの悲劇への序曲なったのです。
アナキンがダースベイダーになってしまったのも、そしてこの映画の中でヒトラーが独裁者への道を歩み出してしまうのも、偶然が重なってしまったことによる結果で、どちらも架空の話ながらものすごく悔しい気分になります。
観終わった後、チャップリンの独裁者が観たくなりました。