いやはや長かった…ついに「マリオカート7」でミラーを含む全グランプリで星3つを出しました!通勤中、休憩中、ひたすら走り続けてようやく達成。この長き道のりに共感を得られないことを知りつつ、マリオカート7で思ったことを以下に書いていきます。
これが証拠の星3つ。この星は対戦相手にも見えるのでちょっと誇らしいのですが、実際の実力は中の下ぐらいです。
全てのグランプリで星を獲得するとタイトル画面がいろんなキャラクターの画像に切り替わるようになります。ちょっとしたご褒美です。
いくら走ってもうまくならないのでこんな雑誌まで買ってみたのですが、真似できるようなものではなかったです。だから最速なんでしょうけど。
シリーズ中、最も頑張って遊んだので、思うところもたくさんあります。
まず、勤務先の方も言っていてその通りだと思ったのは「運」の比重が大きすぎます。相手が人ならまだしも、コンピューターを相手に走っているときにゴール間際で「トゲゾーこうら」が飛んできたりすると、3DSを壁に投げつけたくなります。所詮ゲームですし、気持ちよく勝たせてくれたら明日からの励みになるというのに、なぜこんな不愉快な思いをさせるのだろうかと、開発者一同に心で何度も悪態をつきました。
それと、レースまでに時間がかかりすぎます。1レースあたり数分で終わるのでそこは問題ないのですが、レース前にコースのオーバービューを見せるためにレンダリングで待たされ、その後、本来のコースをレンダリングするためにまた待たされ、そしてようやくスタートとなります。今回はマシンのパーツ選択も加わったので、余計に長く感じられます。
また、シリーズ全般に言えることですが、1グランプリあたり4レースあるので、例えば3レースまで順調な走りをしてきても4レース目で失敗したら、また1からやり直し。費やした時間がすべて無駄になります。数分の空き時間に遊ぶ気になれないのです。
つまるところ、プレイ時間に対する考え方が、据え置きゲーム機のままなのです。スーパーマリオ3Dランドではそこがしっかり考えられていたので余計に残念です。
もうひとつ。「ウーフーアイランド2」というコースで湖におちるとワープできてしまうバグがあるようです。インターネット対戦でそのコースが選ばれると、知っている人はみんなワープしてしまい勝負になりません。このせいで不特定の人とレースする気にはなれません。非常に悲しく、重大なバグです。ネット対戦だけでも、これをやったら即失格、といった制御ができないものでしょうか。
マリオカートは結局、レースそのものが「アホみたいに面白い」ので、どんな難易度、どんなコース、どんな相手であってもレースが始まってしまえば100人中100人が夢中なのです。今後どう展開していっても、おそらくそこは揺らがないことでしょう。ですから、レース以外の部分もどんどん磨きをかけて、気持ち良いゲームになってくれるとうれしいです。