Nintendo Switch「星のカービィ ディスカバリー」に夢中です!まだまだ冒険の途中ですが現時点で感じたことを書きました。
バイブルのような存在
カービィシリーズはこれまでちゃんと遊んだことがありませんでしたが、見た目や演出は昔からかなり参考にさせてもらっています。わかりやすくてオシャレなUI、派手なのにうるさくないエフェクトなど、全年齢対象を心がけている自分にとってまさにバイブルのような存在です。
このたび初めてちゃんと遊んでみましたが、その丁寧な仕事ぶりを目の当たりにして、ここまでやるのか、HAL研さん・・・と圧倒されています。手練れの猛者たちが愛情を込めて作っているのがひしひしと伝わってきます。
ふつうに探索あるやん
体験版の感想で「脇道、寄り道は無さそう」と書いてますが、ごめんなさい!探索めっちゃあります。うれしい誤算でした。
例えば秘密の通路を見つけたり、アヒルの子を集めたりと、ユニークなミッションが多数用意されていて、そのバリエーションはマリオオデッセイより多いです。
残念なのは取りこぼしがあったときにステージの最初からやり直さなければいけないところ。1プレイはけっこう長いためストレスになります。
自分はこのアザラシをノーダメージでやっつけるために30回以上ステージを周回しました。BGMがかっこいいジャズだったのが救いです。カービィって音楽がどれも最高なんです!
ワドルディ集めという発明
アイテムのパワーアップが思ったより楽しいとか、ステージの調整がすごいとか、良いと思ったところはたくさんありますが、一番感動したのは囚われたワドルディを集めるというアイデアです。
マリオシリーズにおけるスターコインやパワームーンにあたるのが本作のワドルディですが、前者がアイテムであるのに対して、ワドルディは生き物なんです。
だから集めると町が発展するとか、ボスのアジトを解錠するとか、表現としてとても理に適っているんですよね。囚われている場所に近づくと声で教えてくれますし。
マリオシリーズは本作から学ぶことが多いと思いました。(何様)
構成にマンネリ感
ここまで絶賛していますが、良くないと思ったところもあります。ひとつはワールド内のステージ構成。どのワールドも同じ構成なので、だんだんとマンネリになります。
ワールドごとにステージ数が違うとか、短いステージがあるとか、そういった緩急をつけずに判をおしたような構成になっているのはなぜでしょう。
ちびっ子にわかりやすくするため?成長要素を均等に割り振ってしまったから?といろいろ想像しましたが、いずれにしてもプレイにかける時間と労力が算段できると心理的負荷が上がってしまうので良くないと思いました。
マップはやや不便
地続きのマップはコインや秘密のコースが見つかることもあって最初のうちはワクワクしていましたが、これも構成が同じとわかると興が醒めてしまいました。
ステージ配置が不規則でどこまで進んだか把握しづらく、直前にプレイしていたステージにすぐ戻れないのもダルいです。爽快で心地良い操作に救われていますが、やや不便な印象です。その他のUIが素晴らしいだけに余計に気になってしまいました。
夢中をありがとう!
小さな不満を書きましたが、どのステージも始まってしまえば楽しい楽しいカービィワールド全開!もう無我夢中でプレイしています。寝る間を惜しんでゲームをやるのは久しぶりです。
じつは最近、自分の興味はゲームでは無くなったのかもと不安でした。ゲームのブログをやっているのにこんなことでいいのだろうか、老後に何をして過ごせばいいのだろうかと。
でもカービィをプレイしてみて、ただ単に夢中になれるゲームにしばらく出会えていなかっただけだったとわかってほっとしました。
HAL研の皆様、夢中をありがとうございます!おかげでカービィも大好きになりました。本作は楽しく完全クリアを目指せそうです。