セールで100円になっていた3DSソフト「-CHASE- 未解決事件捜査課」というアドベンチャーゲームにがっかりしたというお話です。
ハードボイルドアドベンチャー
本作はアークシステムワークスから発売された「ハードボイルドアドベンチャー」というジャンルのゲームです。神宮寺三郎シリーズみたいなものでしょうか。
どうでもいいんですけど、自らハードボイルドと言ってしまうのってなんかダサくないですか?ちなみに「スタイリッシュアクション」とかもダサいと思います。
定価800円が100円になっていたので買いましたが、正直言ってこれを800円で買った人はかわいそうだと思いました。それほど中身が薄かったです。
1時間半の短編小説
本作にはゲーム的な駆け引きがほとんどありません。
怪しい場所をタップして話を進めたり、
物語のおさらいがクイズ形式になっていたりと、多少インタラクティブなパートはありますが、それ自体は楽しくありませんし、あとは本をめくるがごとくボタンを押して話を進めるだけの、いわば短編小説です。
なぜ短編かというと、開始から1時間半でエンディングを迎えてしまうからです。物語も平坦で、誰がどう遊んでも同じ結末。自分には800円どころか100円の価値も見出せませんでした。
伏線がむなしい
おそらくこの短編をシリーズ化していこうという狙いがあったのか、ストーリー中に伏線が張られていますが、続編は出ていません。そもそもニーズが無かったのか、思惑通りにはいかなかったみたいですね。
自分はアドベンチャーゲームが好きなので、本作が面白かったらアークシステムワークスの他のアドベンチャーゲームも買ってみようと思っていましたがやめておきます。