真っ赤な外車を屋根つきのガレージで大事に手入れをしながら週末に少し遠出する、そんな夢を叶えたくて「Tern Verge N8」を買いました。
なぜ折りたたみ自転車したのか
愛用のママチャリにガタがきていたので新車を買うことにしました。
最初は少年時代に憧れたスーパーカー自転車を買おうと思っていましたが、令和に入手するのは難儀でした。欲しいと思っているのは自分だけでしょうか。
次にロードバイクやミニベロを検討しました。良さげな自転車を駐輪場に止めておくのは不安なので、屋内の天井や壁に吊ることを考えましたが、我が家の広さだと生活にものすごく支障をきたすのでやめました。
その後、折りたたみ自転車を押入れに収める方法を思いついて買うことにしました。
なぜTern(ターン)にしたのか
折りたたみ自転車を調べ尽くした結果、最終候補は以下の3つになりました。
BROMPTON M3L
伝統的な英国車で日本でも大人気です。所有欲が一番満たされそうでしたが、値段が他より高く、独特な構造なのでメンテナンスが不安になってやめました。
DAHON Boardwalk D7
DAHON(ダホン)は折りたたみ自転車のトップシェア。中でもベーシックなBoardwalk D7は見た目が一番好みでしたが、Ternより少し重いのでやめました。
Tern Verge N8
TernはDAHONの創業者 David Hon の息子 Josha Hon が立ち上げたブランド。すごい親子ですね。N8シリーズは日本人の体格にあわせて作られた自転車で、どのレビューでも高評価だったのでこれに決めました。
俺のターン
言うと思ったでしょう。実際、言いたくて買いましたからね。
ベストスポーツという名前が強めのお店に行って、実物を見てから購入しました。DAHON や Tern の取り扱いがとても充実していて、整備してから送ってくれるのでオススメです。
ずーっと前にTBSラジオに「キラキラ」という番組があって、そこでコラムニストの神足裕司さんが車は赤しか買わないとおっしゃっていたのがすごく印象的で、なんかそういうのカッコいいなと思って、買うなら赤と決めてました。
いつもなら選ばない色。そのせいかわかりませんが、赤色だけなぜか入荷が遅れ、納車まで1ヶ月ほどかかりました。
スポーツカーみたい
細く硬いタイヤでアスファルトを滑る(ぬめる)ように走ります。自転車ってこんなに速いの!?と驚いた顔のまま漕いでいたので、すれ違った人はどう思っていたのか。
ママチャリからこんなに速い自転車に8万円で乗り換えられるのってすごくないですか?iPhoneを12にした人も、プリウスをレクサスにした人も、今の自分ほどの感動は得られていないと思うんですよね。
ウィークポイントは、道の起伏がダイレクトに手や尻に伝わってくるところ。街乗りがメインなら問題ありませんが、自分は遠出も考えているのでクッション入りのグローブを買うつもりです。買ったらまた紹介しますね。
素敵なエンブレム。Ternってキョクアジサシという小鳥の英名なんですって。
赤を選んだもうひとつ理由、それは風景に映えるから。緑と赤のコントラストが素敵です。
マイガレージ
このように押入れに収まりました。Ternは慣れると10秒でたためるそうですが、今はまだ30秒ぐらいかかります。
実現するために100均で買った合板で棚の高さを少し上げました。これで赤い外車と屋根つきガレージの夢が叶いました!(自己暗示)
Tern用に買ったアイテムの紹介記事