どんなイヤホンジャックもワイヤレスにしてしまう TaoTronics「TT-BA07JP」と aptX LL 対応ヘッドホン dyplay「UrbanTraveller 2.0」を買いました。映画もゲームもほぼ音ズレなしです!
テレビの音をワイヤレスで聴きたい
子供が寝てからテレビを見たい奥さんのためにイヤホンかヘッドホンを検討していましたが、我が家のテレビは作りつけの家具ギリギリに置かれていて、イヤホンジャックにプラグを抜き差しするのは非常に大変・・・。
そこでワイヤレスを検討しましたが、残念ながらこのテレビはBluetoothに対応していません。諦めかけたそのとき、Amazonプライムデーで「Bluetoothトランスミッター」という便利なアイテムがあることを知りました。
Bluetoothトランスミッターとは
Bluetoothトランスミッターはオーディオ接続をワイヤレスにしてしまう便利アイテム。
たとえば古いカーオーディオでスマホの音楽をワイヤレスで鳴らしたり、CDプレイヤーをワイヤレスイヤホンで聴いたり、オーディオケーブルが挿さるものなら何でもワイヤレスにできます。
もちろんテレビのイヤホンジャックにもつなぐことができます。
Bluetoothトランスミッターはたくさん種類があります。自分は TaoTronics の TT-BA07JP にしましたが、TT-BA09 Pro の方が USB Type-C 対応でバッテリーも大きいので評判が良いです。我が家は電源に挿したまま使うので TT-BA07JP で十分ですが、迷ったら TT-BA09 Pro を選びましょう。
TaoTronics TT-BA07JP(Amazon)
TaoTronics TT-BA09 Pro(Amazon)
中身はこんな感じ。短いUSBケーブルとステレオプラグが付属しています。
Bluetoothの規格に注意
テレビのイヤホンジャックにつないで、手持ちのワイヤレスイヤホン「AVIOT TE-D01d」とペアリングして聴いてみました。映像よりもわずかに音ズレがありますが、普通の番組を観るぐらいなら問題ありません。しかし映画やゲームとなると、ちょっとのズレが気になります。
この音ズレはワイヤレスの遅延によるもので、接続するBluetoothの規格によって違います。TT-BA07JP は限りなく遅延の少ない「aptX LL(Low Latency)」という規格に対応しているので、aptX LL対応のイヤホンかヘッドホンを買うことにしました。
dyplayのヘッドホンにしました
Amazonに並ぶ中国製のオーディオ機器は玉石混交。人柱となられた皆様のレビュー記事や動画をチェックして、その中でも評価がそこそこ良くて比較的お手頃だった dyplay の「UrbanTraveller 2.0」を買いました。
ナビボイスが中国語で焦りましたが、レビューに書かれていた以下の手順で(中国なまりの)英語に変更できました。意味がわかればOKです。
アナウンス言語を英語に切り替えるには、電源ボタンを長押ししてペアリングモードに入り(LEDの赤と青の交互点滅)その状態で、さらに電源ボタンを2回タップ、そして電源ボタンの長押しで電源を切ります。次回電源を入れると英語モードに切り替わってます。
つけ心地が良く、操作はシンプル。主に奥さんが使うのでこのあたりは譲れませんでした。ノイズキャンセリングは高級ヘッドホンに比べて劣りますが、Onにすると音がよりクリアになるので没入感が高まります。
dyplay UrbanTraveller 2.0(Amazon)
そして肝心の遅延は・・・ほぼゼロです!
aptXで感じていたわずかな音ズレはまったく感じられず、ワイヤレスなのに有線で聴いているような感覚。すごいぞaptX LL!これは良い買い物でした。
秘技!トランスミッター2個買い
aptX LL 対応のイヤホンやヘッドホンが欲しいけどお値段が、という方にオススメな方法はBluetoothトランスミッターの2個買いです。
ひとつは音を出す機器につないで、もうひとつは有線のイヤホン、ヘッドホン、スピーカーなどにつなぎます。そしてトランスミッター同士をワイヤレス接続するのです。
長いケーブルをワイヤレス化するとか、テレビの音を台所でも聴けるようにするとか、工夫次第でいろんな使い方があると思います。お試しあれ!
TaoTronics TT-BA07JP(Amazon)
TaoTronics TT-BA09 Pro(Amazon)
dyplay UrbanTraveller 2.0(Amazon)