その読み方さすがに無理してない?と興味が湧いてから数ヶ月。白山眼鏡を買いました。
安い眼鏡ブランドに飽きたので、年相応の「貫禄」がつきそうな眼鏡を求めて地元の眼鏡屋を調べたときに白山眼鏡店を知りました。
シロヤマメガネ。まるで眼科のような渋い名前だと思いましたが、まず読み方からして間違っていました。かなりの老舗で、国内外のタレントやセレブに愛用者が多いそうです。なんで?
興味津々でお店へ
店に入るとお洒落な内装にこれでもかと眼鏡が陳列されていました。優柔不断には酷です。
どの眼鏡も3万円以上。安いブランドなら2本買ってもお釣りがきます。ということは安いブランドの2倍以上のラグジュアリーな体験をさせてもらえないと元が取れません。そこまでの価値をこのときはまだ見出せませんでした。
その後も眼鏡屋をいくつか巡りましたが、これぞというものには出会えません。こうなったらネタでハクサンガンキョウを買って「その読み方、無理してない?」という日記を書こう、貫禄もつきそうだし、と自己暗示をかけて購入。
レンズを含めるとPS5ぐらいしました。ネタにしては高すぎました。
ラグジュアリーな体験、ありました
レンズの度を測る行程が安いブランドより2〜3個多く感じました。時間をかけて懇切丁寧な検査をしてくれます。なるほど、高い眼鏡のラグジュアリーはここにあったか。
買ったのはHANKといって、1975年に製造が始まった白山眼鏡オリジナルフレームのファーストモデルだそうです。昭和っぽいところが気に入りました。貫禄よ、ついてくれ。
ケースはたくさんの模様から選べます。優柔不断で時間がかかってしまいましたが、店員さんにオススメいただいたペイズリー柄のものにしました。マークの刺繍がかわいいです。
眼鏡自体も素敵ですが、ホスピタリティによって満足度は飛躍的に上がりました。また白山眼鏡店で買いたくなりました。次はいよいよ老眼鏡かな。