個人的に期待大だったNintendo Switchのアドベンチャーゲーム「バディミッション BOND」の体験版をプレイ。でも購入は見送ることにしました。
コミックスタイルのアドベンチャー
BONDは漫画を読んでいるようにストーリーが進んでいく新スタイルのアドベンチャーゲームです。キャラクターデザインはワンパンマンでおなじみの村田雄介さんが担当。声優陣も豪華、コーエーテクモ開発で発売元は任天堂。これは名作の予感しかしません。
と思ったんですけどね。
シナリオ開放型
会話中のヒントを頼りに正しい選択をすることでヒーローゲージというものが上がっていきます。ゲージが高いほどクリア時にエピソードが解放されます。
推理パートではストーリーをしっかり把握していないとつまづいてしまいます。
エピソードは本編であるミッションの他、バディエピソードやサイドエピソードなど、プレイ中の選択やバディの組み合わせによって解放されるものがあるようです。
会話以外の要素
マップ画面。限られた移動数で潜入捜査のための材料を獲得しなければいけません。
潜入パートでは3Dになり、スティックで操作ができます。ただし自由度やアクション性は低く、少なくとも体験版では真価がわかりませんでした。
正しい選択を積み重ねてヒーローゲージが満たされました。こうしてエピソードを解放していき、本編のエピソードを2つクリアすると体験版は終了します。
残念ながら楽しめませんでした。
どこが Not for me だったか
購入を見送ることにした一番の理由、それは漫画かアニメでいいんじゃない?と思ってしまったからです。サイトやPVを見たときはゲーム性がよくわからなかったのですが、体験後もわからずじまいでした。
選択によっていろんなエピソードが解放されていくんでしょうけど、太い木に小さな枝葉がついているぐらいで、プレイヤーの選択で大胆に枝分かれするような印象は受けませんでした。あくまで体験版での印象なのであしからず。
ちょっと前に同じく体験版をプレイした「Death Come True」も死なないように選択していくだけのゲームで、これも映画でいいんじゃない?と思ってしまいました。
ゲームにするからにはプレイヤーの介入に比重を置いてほしいです。
買わないけれど楽しみ
なぜBONDは任天堂から発売されるのでしょう。そこまで画期的なゲームシステムでもありませんし、雰囲気は明らかにサードパーティです。
もしかしてゼルダ無双のバーター?と邪推しましたが、いずれにせよ、任天堂の力でどこまでヒットするか今から楽しみです。