映画「ミッション:インポッシブル/フォールアウト」を観ました。スタントはトム・クルーズ本人がやっているそうです。もうどうかしてますよ。
56才の男のヤケクソ魂を見よ!
観に行く前にぜひ読んでいただきたいのが、映画評論家である町山智浩さんのお話です。
(町山智浩)ねえ。すごいですよ。トム・クルーズ。で、今回はもう話がわけわかんないです。
(山里亮太)わけがわからない?
(町山智浩)話が全然頭に入ってこない映画なんですよ。今回の『ミッション:インポッシブル』って。
(赤江珠緒)あらあら、はい。
(町山智浩)っていうのは、まずアクションありきで撮影が開始されているんです。この映画。
(赤江珠緒)フフフ、ええっ?
(町山智浩)「どういうアクションをするか?」が優先なんですよ。
(赤江珠緒)ええっ? そっちから作る?
(町山智浩)だから撮影段階ではシナリオがなかったんですよ。「だいたいこんな感じ」っていうのでもう撮影に入っちゃいっているんです。で、撮影をしながら少しずつセリフとかを書いていったりして辻褄を合わせていくっていうやり方を取っていますね。
(赤江珠緒)ええっ?
途中から話がむずかしくなって、誰が味方で敵なのかわからなくなりますが、町山さんでさえわからなくなるほどですから大丈夫。これはトムおじさんのヤケクソを楽しむ映画という心構えでご覧ください。
ヤケクソの例
上空7000メートルから飛ぶ!
ビルの谷間を飛ぶ!(このとき骨折!)
猛スピードでバイクに乗る!
飛行中のヘリに乗る!(外から)
まだまだあるので、ぜひ映画館で観てください!町山さんによると映画に含まれなかったスタントもあるとか。結局よくわからないんだし、ぜんぶ入れて欲しかったなあ。
登場人物、全員好き
みんな大好き!ベンジーはもちろん、いつもの仲間たちが登場します。お美しいレベッカ・ファーガソンが続投なのもうれしいです。
シリーズすべてを見直す必要はありませんが、前作の「ミッション:インポッシブル/ローグネイション」を観ておくと、同じ登場人物が出てくるのでより楽しめます。
そして新キャスト、ヘンリー・カヴィルの格闘シーンもかっこいいですよ。さすがスーパーマン。
Unityおじさんに似てますので、Unity界隈の人も必見です。