TBSラジオが65年間続けていた野球中継を終了して、大規模な番組改編とプロモーションを行いました。しかもTV雑誌がそれを全力で特集したら即売り切れて第3刷でようやく買えました。TBSラジオがキテるっぽいです!
聴取率100期連続No.1という偉業を成し遂げたTBSラジオ。野球中継だった枠にサブカルな新番組「アフター6ジャンクション(アトロク)」をスタートするなど攻めの改変を行いました。野球になるとラジオを切っていた自分にとってはうれしい出来事です。
アトロクでは毎日、新進気鋭のアーティストによる生ライブのコーナーがあって、凝り固まっていた音楽嗜好が解きほぐされていく感覚を日々味わっています。自分の嗜好にあわせてくれるサービスが多い中で、興味がないものに興味を持つ機会を頻繁に提供してくれるのがラジオの魅力です。
めずらしく大々的なプロモーションも行なっていました。
渋谷の地下道に大きなポスター。通勤路なのでテンションが上がりましたが、リスナー以外の人が見てもなんだかわからない感じでした。
そしてこれが第3刷でようやく買えた別冊TV Bros.です。テレビ雑誌なのに「TBSラジオを読むマガジン」と書かれていて混乱しますが、ファンも納得の充実度でした。
ラジオはきっと残り続ける
ワイドショーのコメントやバラエティのリアクションまで台本に書かれるこのご時世。いい年こいた大人が本音まじりでバカな話や実のある話を無料でしてくれるなんて最高ですよね。ラジオ以上に身近で、手軽で、リアルで、ながらで楽しめるメディアはまだないので、TVがネットに置き換わっても、ラジオは残り続けると思っています。
自動運転が普及したら廃れちゃうかもしれませんけど。
フリーペーパーを注文してみた
トップ画像の「TBSラジオPRESS」というフリーペーパーは都営電鉄の構内やイトーヨーカドー、大学などに置いてあるそうですが、ぼくは見つけたことがありません。今回の4〜5月号は聴取率100期連続の記念としてぜひ手に入れたかったので、TBSラジオに郵送してもらいました。注文は手書きの封書に140円切手を同封するというアナログさ。PDFとかKindleとかネット注文とか、そういうのは一切ないんです。
ITのみなさま、ラジオはまだまだ伸び代がありそうですよ。(他人任せ)