アイデアをひねり出すための10の方法

ゲーム

おもにゲームを作って20年あまり。アイデアに困ったことは何度もあります。そんなときにとる方法を、恥ずかしさをかなぐり捨てて書いてみました。

はじめにおことわり

ぼくが宮本茂や宮崎駿なら説得力も増すんですが、残念ながらただの凡人なんで、そういうやり方もあるんだなーぐらいの気持ちで読んでいただければ幸いです。

1:ちゃんと見ない、調べない

予備知識を入れすぎると、すでに存在する誰かのアイデアに引き寄せられて自由な発想の妨げになりがちなので、ちゃんと見ないようにしています。いいのかそれで。

2:雑誌を読む、ラジオを聞く

ネットは良くも悪くもパーソナライズされてしまって自分と縁のない情報に触れづらいので、雑誌やラジオをチェックします。いろんな情報が詰まっているので良い刺激になります。

3:図書館をウロつく

本屋より良いのは、バカみたいに分厚い本や、誰が読むのかわからない変な本もあって、どれも袋とじになっていないところです。ついでにファミ通とホビージャパンも読みます。

4:歩きスマホをやめる

ネットはみんなが見ていますが、自分の通勤、通学の風景は自分しか見れません。オリジナルの経験は大切にしています。美人とすれ違うときに気づけるから一石二鳥です。

5:なんでもない時間を過ごす

アイデアはルーチンワークをしていたり、暇でぼーっとしているときに出やすいので、なんでもない時間を大切にしています。ぼくは暇すぎるのでいつでも誘ってください。

6:不平・不満を持つ

あらゆるものについて腹を立て、文句を言いましょう。良いアイデアが生まれるきっかけになるかもしれません。ただし他人を不愉快にしない範囲でお願いします。

7:自分だったらと考える

たとえ自分に縁のない出来事であっても、自分だったらどうするだろうと妄想すると、それがバカバカしい答えであっても、アイデアの素になるかもしれません。

8:当たり前を疑う

ふつうはこうでしょう、みんなそうしているでしょう、という物事があったら、本当にそうかなと思いましょう。みんなそうしているでしょう?

9:好きをとことん

好きなことなら、どんなにくだらないことでも、損得勘定ぬきにとことんやることにしています。自分だけの濃く深い経験が個性的なアイデアにつながるからです。

10:だれかに説明する

自分一人で考えるより良いアイデアにたどり着けるかもしれません。でもそんな平凡なアイデアより、説明したときに浮かない顔をされるアイデアこそチャンスです。独りよがりのゴミになるか、ものすごいものになるか、どちらかです!

おわりに

こういうのは自分の身を削るようで辛いですね。アイツたいそうなことを書いていたのにこの程度のものしか作れないのか、と思われないようにがんばります。ぼくと同じようにUnityでアプリを作ろうと思っている方は以下の記事もぜひご覧ください。

Unityアプリを世界にどんどんリリースするためにやったこと – Qiita

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