鈴木さんと糸井さんのやりとりが面白い！ジブリの大博覧会。
夏休みで混みあう前に急いで行ってきました。アニメの原画の展示はそこそこで、どちらかというとジブリの映画をどう世に放つか、というところにフォーカスした内容。つまり宮崎駿ではなく鈴木敏夫の作品展なのです。
中でも、映画のキャッチコピーが決まるまでの、鈴木さんと糸井さんの手書き文章のやりとりが非常に面白く、読み応えがあります。これを読破したくてリピートしてしまいそうです。
糸井さんのキャッチコピーもけっこうボツが多くて、人の子なんだなあと思うと共に、やはり察しが良いというか、ボツの次にすごい一撃を放ってくるところが、プロだなあと感心しました。
宮崎さんのクリエイティブがあってこそ、とは思いますが、ものを売るっていうのはクリエイティブですし、鈴木さん無くして「もののけ姫」や「千と千尋の神隠し」みたいな映画は売れなかっただろうなと思います。
我々と似たような苦労をしているのに、我々よりもはるかにすばらしい仕事をしているジブリ。その理由を自分なりにでも知りたい人はぜひ行きましょう。
展覧会や美術館に行ったら必ず買うようにしているポストカード。ナウシカのポスターには、ナウシカが二人描かれています。斬新ですよね。