ディズニーの新作映画「ズートピア」を観ました。マダガスカルやアイスエイジなどの動物系アニメーションはあまり好みでないのでスルーしていたのですが、以下の鈴木さんのインタビューをみてすぐに前売券を買いました。
ジブリ・鈴木敏夫も『ズートピア』を絶賛! 「ずば抜けた傑作!」
久々に映画館で声を出して笑いました。動物の習性を活かしたジョークがどれもこれも面白くて、劇場内も笑いが絶えません。
キャラクターもとにかくかわいい。主人公の両親のモフモフ感なんてもはやシルバニアファミリーです。最近のディズニーキャラクターは国境を感じさせませんね。
そしてなによりこの映画、一見、様々な動物が織りなすハチャメチャコメディのように見えて、じつはポリス系バディムービー。行方不明者の捜査をすすめる中で、人種差別、麻薬など、アメリカで起きているさまざまなテーマを動物というオブラートに包んで表現しています。社会問題を扱っているのに子供も楽しめるボーダーレスな構成は、見事としかいいようがありません。
「大人も楽しめる」でなく「大人が楽しめる」傑作です。ぜひご覧ください。