映画「ツレがうつになりまして。」をレンタル。職場環境が原因でうつ病になった旦那を支える漫画家の奥さん。重々しいテーマでありながら、コミカルに描かれているので楽しくみれます。
うつ病は本当に誰でもなりえると思ったことが過去にあります。というのも、自分自身が若干なりかけたことがあるのです。
当時、職場でMVP制度が始まったときで、組織の中の一部の人間をとりあげて評価し、競争心をあおって、互いに切磋琢磨することを目的としているものでした。
この手の制度はよくありますが、競争が苦手なので、職場が嫌になり、今にして思えば軽いうつ病だったのでしょう、原因不明の肩こりや倦怠感に襲われました。
仕事に対する思い入れが強くなりすぎていたのかもしれません。そのときは「会社は何もしてくれない」という格言を思い出し、すぐに回復しました。精神状態が体調にも影響することを知る経験でした。気持ちの切り替えがすぐにできたので救われましたが、それができなかったらどうなっていたかわかりません。
とにもかくにも、そういう経験をしたものですから、うつ病が特別なものではないことは知っているのですが、まだまだ知らない方も世の中には多いと思います。こういう映画があると認知度も上がって良いですね。
というか、宮﨑あおいちゃんが可愛いです。