怖いからやらないと宣言したはずの「ナナシ ノ ゲエム」ですが、好奇心を抑えることができず、結局プレイしました。やっぱり怖かったです。極度の緊張で不整脈気味になって、プレイ後は嫌な汗をべっとりとかきました。 いろんなところで言われている操作性の悪さが、やはり気になりました。縦持ちの3Dビューは斬新でしたが、移動の遅さや障害物のひっかかり具合はかなりひどかったです。また、道中いろいろなものが置いてあるにも関わらず、タッチしても全くリアクションがないまぎらわしいものも多く、イライラします。
アクションを主体としないゲーム性ゆえに、追いかけてくる幽霊の速度は早くできないため、プレイヤーの移動に制限をかけたのだと想像しました。おかげで、思うように歩けない悪夢にうなされているような怖さがありますが、同時にストレスも感じました。恐怖の演出には適度のストレスも必要なんでしょうか。
ビジュアルやストーリーに関しても、いわゆるフリーウェアのようなチープさがあり、これがスクエニから?と疑いたくなるクオリティです。一方で怖さの演出はまさに特筆ものです。ポリゴンや二頭身のキャラクターにここまでビクビクしたのは初めてです。クリアまでの時間が短いという意見も多いですが、個人的には、丁度良い長さだと思います。というより、これ以上長いと辛いです。もしかしたら、1週間以内にクリアしないと本当に死ぬと思い込んだプレイヤーがパニックを起こさないように配慮したのかもしれませんね。
クリアすると「ミエナイモオド」というメニューが増えました。幽霊が1m以内に近づかないと見えないモードだそうです。誰がそんな恐ろしいものをやるのでしょう。
富士急ハイランドでナナシノゲエムとの限定コラボイベントがあるそうです。ゲームを遊んだ後はこちらにも行かれてみてはいかがでしょうか。
僕はいきません。