もう終わってしまいましたが「あしたの、喜多善男」というドラマを観ていました。自由死刑という小説を題材にしたドラマで、死を決意した男の数日間の出来事を描いたものです。
ネタバレになりますが、ラストで主人公は死を目前に迎えながらも、カレーが食べたくなって死ぬのをやめました。生きていてロクなことがなくても、生きてさえいればカレーが食べられるのだから、生きる価値はある。解釈は間違っているかもしませんが、この主人公の気持ちにとても共感しました。なぜなら、主人公に負けないぐらいカレーが好きだからです。
というわけで、先日は地元にある小さなレストラン「パッサテンポ」に行きました。お目当てはもちろん、ランチメニューのカレーです。 パッサテンポは吉祥寺関連の雑誌によく登場する有名な店。前から行ってみようと思っていて、このたびやっと念願がかないました。
カレーは1000円以上とやや高いのですが、写真を見ていただければわかるとおり、ビーフがゴロっと何個も入っています。カレーソースをかけたステーキといっても過言ではありません。お味はわりとオーソドックスでしたが、ビーフのおかげで満足度は高いです。
ちなみに「あしたの、喜多善男」はすごく面白いドラマだったのですが、視聴率は低かったそうです。ブレイク必至の女優、吉高由里子さんも出演していたのに残念です。