突然ですが、皆様は「ゲームって面白い」と感じる瞬間はいつですか?自分の場合は、プレイヤーがやられた瞬間です。己の至らなさでやられたときはもう、くやしくてくやしくて、次こそ絶対にクリアすると奮い立つのです。
実はここ最近「ゲームって面白い」としみじみ感じる日々が続いています。なぜなら「ゲームセンターCX 有野の挑戦状」を買ったからです。 ファミコン世代のハートをわしづかみにするファミコン風新作ゲームが何種類も入っていると聞き、買ってみました。ただ単にノスタルジーなゲームを楽しむだけかと思っていましたが、良い意味で裏切られました。
このゲームは「挑戦状」というタイトルどおり、各ミニゲームにミッションが設定されており、それを達成していくことでどんどん新しいゲームが遊べるようになります。その構成のうまいことうまいこと。へたれゲーマーでも頑張ればなんとか達成できそうな難易度設定がみごとです。1つのミッションがちょうど通勤時間にクリアできるかどうかといった長さなのもすばらしいです。(これは人によって違うと思いますが)
各ミニゲームは1980年代の新作ゲームという扱いで登場するのですが、ファミコン全盛期を彷彿とさせるゲーム雑誌による攻略法紹介や、当時のものを忠実に再現した説明書も出てきて涙を誘います。
ゲームを遊んでいると有野さんの声がちょこちょこと飛び出して、友達の家で一緒にゲームを遊んでいるような気分に浸れます。このあたりも徹底してますね。
というわけでファミコン世代の方はもちろん、良質なアクションゲームを探している人もぜひ遊んでみてください。現在まだラリーキングに苦戦しています。とうぶんの間、遊べそうです。