映画「かもめ食堂」を観ました。フィンランドで小さな食堂を営むという、誰もが憧れてしまう要素が随所にちりばめられた、イメージビデオのような映画でした。 のんびりとした街にある小さな食堂。家具は当然、すべて北欧風。おしゃれな食器に囲まれて、気のあう仲間と素朴な家庭料理をおなじみのお客さん達にもてなします。仕事の合間に広くて空いているプールに通って、気分転換に海岸や森を散歩。気持ちが良いほど徹底的に憧れ要素満載なので、現実逃避したいときに良いかもしれません。
フィンランドは文化や福祉、環境保全などの面で圧倒的な先進国という印象を持っています。日本がこのレベルに到達できるのはいつの日でしょうか。進展するどころか、年々、民度が下がっている気がするのは自分だけでしょうか。
個人的にはこの映画をきっかけにカフェ経営でなく食堂経営が流行るといいなあと思いました。食堂ならいくらあっても大歓迎です。