ORBISの20周年

日記

奥さんが愛用しているORBISが創業20周年ということで、我が家に「WoO!(World of ORBIS)」という小さな冊子が届きました。表紙にはこちらの気持ちを察するがごとく「なに?これ?」と書いてあって、見事に興味を引かれて読んでみたのですが、けっこう感銘を受けるところがあったので紹介します。 内容はORBISの20年間の歩みと、それを愛用する方々のご意見、ORBISの志などが書かれています。よくあるプロモーション手法ですし、デザインが格好良いわけでもないのですが、商品の魅力や誠意みたいなものがストレートに伝わってくる良い冊子でした。ページの左下にはなぜかリスのパラパラ漫画が描かれていて、まさに「なに?これ?」な小技にも心を打たれました。

UNIQLOがアメリカに進出した際にもUNIQLO PAPERというものすごく格好良い冊子を配っていました。ブランドを位置づける役割としては成功していますが、商品の魅力を伝えるという意味ではORBISのものが勝っている気がしました。結果的にはそれがブランドへの信頼にもなるわけで、誠意を込めてわかりやすく伝えるというのは大事なことだなあと思いました。

実はおっさんである自分も奥さんのORBIS化粧水を使わせてもらっているのですが、ものすごく良いです。なぜみんな使わないのだろうと思います。

こういう商品も、開発現場では厳ついおじさんが自分の肌につけながら、ああでもないこうでもないと言っているのかなあと妄想しています。工場では洗面器いっぱいに注いだ化粧水に顔をざぶーんと付けて「オッケイ」と言いながら親指立てたりしていて欲しいです。

肌がツヤツヤのおじさんがいたら疑ってみようと思います。

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